沙羅双樹の施術やヒーリングシャワーを受けられたご感想で一番多いのが、身体が軽くなった、良く眠れるようになった、という例です。特にヒーリングシャワーでは風邪やケガ、コリや腰痛などの比較的軽い症状が早く良くなったという例は沢山ありますが、ここでは少し重い症状だった方が回復に向かわれた例や、少し変わった効果が出た例などを挙げてみました。
チネイザン事例
自己実現に迷いが出て引きこもったTKさん
40代後半、男性。TKさんはスピリチャル業界でサロン経営やワークショップを開くなどの活躍をされていましたが、ある時期から自分自身に満足が行かなくなり、何を求めているかが分からなくなって活動を休止されました。その後、活動方向を模索する内に引きこもるようになっていきましたが、ご自分では自己浄化テクニックも何しろ人に教えるほどですから、問題はないと思っていました。しかし、はっきりとした原因に対する自覚はないまま、苦しさからは逃れられず、西洋医学での投薬に不信感を持たれていたため、チネイザンを試そうと来店されました。
TKさんのマインドは、問題が問題として立ちはだかる理由を色々と付けて言い訳をしましたが、お腹はパンパンでした。決して太ってはいないのに、お腹だけポンっと前にせり出しているのです。触っても、いっぱいに膨らんだ風船のようで内臓まで手が届きません。軽く叩くとスイカをたたいたような明るい音がします。
このような状態は神経性の胃腸炎(過敏性腸症候群)の兆候で、ストレスから便秘や下痢、ガスが異常に出るなどの症状が起こります。これほどのストレスとは、事態や環境に脳が過敏に反応した結果ですが、あれこれと思い煩ううちに現実に起こっている以上の苦しみが生み出されるのです。
週に1〜2回ずつ、6回ほど通ううちに、目の前で起きていることに理解が及ぶようになり、物事の仕分けができ、渾沌としていた視界がいくらかスッキリしはじめました。同時にお腹もガスが抜けてきてお腹自体のしこり(負の感情の蓄積)が触って分かるようになりました。
お腹の方はこれからという感じでしたが、行動力が出てきたためにやりたいことが優先されてチネイザンは打ち切られました。男性ですし元がヒーラーさんでしたから、ここまでの手助けで大丈夫だったのでしょう。
チネイザン講座で痩せたHKさん
20代後半、女性。ヒーリングサロン開業中のHKさんは、サロンメニューを増やすためにチネイザンを習得したいと思い、講座を受けられました
初回講座でスピリチャルな施術の性格に、驚きと同時に嬉しさを感じておられました。チネイザンはTAOの陰陽五行思想を継承する施術で、負の感情は内臓に宿り、施術によっておヘソから排出されると考えています。面白いことに、マイナス感情を手放すことで、内臓の調子が良くなるだけでなく気づきが起こってくるのです。
HKさんはその後ほぼ毎週、全6回の講座をこなすうちに、大きかったお腹がスラリとスマートになりました。ご本人がおっしゃるには、「今まで自分にとって必要ではないものまで身体に入れていました、私は本当はこんなに食べなくても良かったと気づいたんです」とのことでした。
サロン経営はなかなかストレスも溜まり、質の良いサービスを提供するにはそれなりに大変なことも多いでしょう。そのストレスを食べることで発散していたご様子でした。
本当の意味で身体に必要な食事とは、意外に量も少ないものです。またストレスをストレスとしなくなってくると、栄養の行き渡りも良くなるために少ない量で身体を維持できることに気づきます。チネイザンは、ダイエットと意識せずに取り組める、本当の意味でのダイエット(身体の断捨離)かも知れませんね。
チネイザンとヒーリングシャワー併用事例
“うつ”と“子宮筋腫”を発症した MMさん
30代前半のMMさんは、不規則な仕事と人間関係などから、数年前にうつと子宮筋腫の診断を受けました。薬や手術を避けたいと思い、仕事をフルタイムからパートタイムに切替え、自然療法などで何とか日常生活を保っていましたが、2013年の夏に言葉(声)が出なくなり(失声症)、手が震える、みぞおちの痛み、不安感などが現れて仕事に行けなくなりました。
1ヶ月後に何とか自力で仕事も再開しましたが、お腹に感情が宿るという陰陽五行や老荘思想をベースにしたチネイザンの効果を知り、通える範囲でチネイザンを受けられるサロンを調べて来店されました。当初は、痩せて小さなお腹がパンパンに膨れ、あちこちに固くコリが認められました。いつも緊張して気を張ってお仕事されているために、肩・腰・背中・脚と全身コチコチです。これら身体の症状は心の問題を反映しています。辛い思いをした過去の体験がトラウマとなって、たった今現在には何も起こってなくても無意識に防衛反応として全身緊張しながらお仕事をされているのです。
週一で5回のチネイザンを受け、一回毎に身体も心も軽くなる体験をされて、明るさを取り戻していかれました。その後、まだ心の問題を手放すのに時間が掛かると判断して、ヒーリングシャワーと隔週のチネイザン施術に切替えました。まだ2ヶ月経っていませんが(2013年10月)、徐々に平和で穏やかな日常を取り戻し始めていらっしゃいます。
ヒーリングシャワー事例
仕事環境から“うつ”を発症した NKさん
30代前半、女性。2012年末頃からうつうつとして「職場に行きたくない」が始まって心療内科を受診、お薬を飲み始めました。正月休みでホッとしたものの、年明けから一進一退の状態だったそうです。職場では中間管理職で、上からの要望(リストラ等)を下に伝える立場でした。意に反することの多い仕事内容からうつを発症した様子でした。3月に、朝起きることができなくなった時点で相談メールが届き、ヒーリングシャワーを開始しました。
全く食欲もなく、眠れず、身体が重くてベッドから起き上がれない状態だったところ、その日から朝までぐっすりと眠れるようになり、翌日には会社に行こうという気持ちが出ましたが、まずはもう少ししっかり眠って回復をということになりました。その後数日で事情説明に出社が可能となって、その日から退職を前提にした休職に入りました。
たっぷり休んで、毎日ヒーリングシャワーを浴び続けて1週間ほど経った頃、1人で外出して楽しく遊んでこれることろまで回復しました。
転職も上手く行ったのですが、次の職場で1ヶ月ほど経ったころに次の問題が勃発しました。我慢をし過ぎるクセがあり、そのせいで溜め込んだ怒りを、ある日上司に爆発させてしまったのです。その時泣きながらメールをくれました。事態の深刻さにスカイプ面談をし、カウンセリングと浄化を行いました。
2013年8月、ヒーリングシャワー開始から5ヶ月目です。非常に落ち着いて、気づきも多く、小さい頃からの古い心の傷を手放して、本当の自由を取り戻しつつあるようです。
パニック障害からの回復 HMさん
30代前半、女性。 2012年の5月頃、 職場での偏った仕事量の多さと人間関係が、気づかないうちに心の負担となって、耳閉感(耳がこもる)が起こり、緊張から下痢、肩こり、偏頭痛まで起こっていました。当時は家庭内でも夫が問題を抱えていて、家でも職場でもストレスから離れられない環境だったようでした。
そんな時に、友達の紹介のダイエット薬を飲んだ後、動機と冷や汗の発作が起きて怖くなった体験をしました。その後、職場でもまた動悸やめまいの発作が起きて救急車で病院に運ばれ、パニック発作と診断されました。ストレスと過労が原因となって発症するため、仕事を辞めて休養をとるように医師から言われ、安定剤をもらいました。
そのことがショックで短期間に4キロ痩せ、食べ物の味がなくなり(砂を噛んでるよう)、眠くてしかたない(ストレス性睡眠発作)日々が続きました。毎日家から出て、またパニック発作が起きるかも知れないと、怖くてしかたない時期でした。それでも、東洋医学が専門の医院で漢方薬をもらい、1年間安定剤は飲まずに乗り切っていました。
今年の4月に体調が崩れ、動悸やめまい、肩こり、首の神経の圧迫、血圧不安定が続き、ついに安定剤が手放せなくなりました。そんなときに、お母さま経由でヒーリングシャワーを知り、最初のお試しの1週間で薬を手放すことができたそうです。
「ヒーリングは元気になると忘れてしまうけど、チョットでも不調になると1番に思い出すんです。もう大丈夫だと、自信ついたと思ってやめるとぶり返します(._.) なのでもう少し長く続けたいと思っています。」ご本人談。
個々の症状自体はその都度解消されますが、このようなトラウマとも言える思考のクセを修正するのには、それなりに長くかかります。ヒーリングシャワーは、最低でも3ヶ月は続けるつもりで、2ヶ月目(2012年8月)で、順調なご様子です。
ムリを重ねて子宮筋腫から大量出血を起こした YYさん
40代、女性。若い頃から体力があまりなく、何かとムリをしがちな傾向でした。ムリをしないと人並みに出来なかったということにも気づかないで、ムリを続けていました。ある日突然、仕事中に不正出血が起こって顔から血の気が引き、そのまま早退して帰宅しました。販売業で立ち時間も作業時間も長く、休む間のあまりないハードな仕事内容でした。
体力が見る間になくなって、そのまま仕事を継続するのは困難と自分でも理解できたので、仕事を半分のパートタイムに切り替えました。半年ほどなんとか頑張りましたが、不正出血は続くし体調不良も良くならず、ようやく重い腰をあげて婦人科へ行き、子宮筋腫の宣告を受け、その大きさから手術を勧められました。
けれども、どうしても手術で身体を切る気持ちになれなかったために、沙羅双樹の施術申し込みをしてくださいました。お会いしてまず、その生命力の薄さ、力のなさを感じました。大出血後半年ですから、チネイザンは無理です。まずは、緊張からくるお身体の凝りをトークセンで解し、エネルギーヒーリングとクラニオワークを使って内面の気の充実を優先しました。
その後2度目の大量出血を起こし、同時にヒーリングシャワーを開始しました。この期間はさすがに仕事もお休みされたので、ご自身の内面を見つめるのにも丁度良かったようでした。共鳴セッションも半年ほど続けられていましたので、気づきが増え、なぜそこまで無理を重ねなければいけなかったのか?自分自身への誤解があったと語っていらっしゃいました。
間を開けて、2ヶ月ほどヒーリングシャワーを受け取ってくださいました。身体も心もだいぶ軽くなり、あとはムリをしなければ自分でなんとかやっていける自信もついた、とおっしゃって終了しました。まだフル活動はできないものの、共鳴セッションも続けているので、ますますクリアになっているご様子です。
注)水道の蛇口をひねったように・・・とか、ドックドックと・・・とか、不正出血がそんな出方をして、さーっと血の気が引いてしまったら、鏡をみたら真っ白な顔の自分が映っていたら、ソク救急車を呼んでください。大量出血は命に関わります。
子宮や卵巣の問題などは、女性性の軽視=無理のしすぎから起こると感じています。男女平等の時代で、確かに女性も強くなりましたが、子供を産み育てる性である女性という部分を案外みなさん気付かずに、男性と同等な仕事をして当たり前と感じるようです。女性と男性は平等ではあっても、同等・同質ではないのです。女性としての質を傷つけないような、無理を重ねる必要のない、その人に合ったお仕事の仕方をして欲しいなと感じています。